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2012年07月 Archive
多文化映画祭での上映
- 2012-07-16 Mon 09:07:56
- 制作のこと
AYAです。
8月18日は日本語教育国際研究大会 名古屋 2012の
プログラムの一環である多文化映画祭で
「珈琲とエンピツ」が上映されます。
「ブラジルから来たおじいちゃん」
「すぐそばにいたTOMODACHI」の上映もあります。
なぜ、日本語教育国際研究大会に招待していただいたというと・・・
その出会いは「珈琲とエンピツ」がきっかけです。
ツイッターで「珈琲とエンピツ」上映のことを宣伝していたら
見に行きます!と土井さんから返事が。
でも、全く会ったことも名前も知りません。
去年の上映会で初めて会いました。
土井さんはNPO法人多文化共生リソースセンター東海代表理事で
日本にいる外国の人たちに日本語を教えたり、生活の支援活動をしている方です。
多文化共生という言葉は聞いたことがありますが、あまり詳しくは知らないので、
話を聞くと、在日外国人もろう者と似たような問題を抱えているということに気づきました。
言葉が異なるため、コミュニケーションが難しく、周りとの人間関係を築くことが難しい。
日本語を教えながら、日常生活で必要なこと、ゴミの分別などを教えているとのこと。
外国ではゴミの分別がないところもあり、教えてもらわないと分からない。
でも、周りからはなぜ、ゴミをまとめて捨てるのか、常識のない人だなと誤解されてしまう。
でも、本当は知らないだけ。
そのことはろう者にもあてはまります。
聞こえないために知らないことがあり、すれ違ってしまうことが。
こういう背景を知っていれば、常識のない人だなと誤解することがなくなり、
教えてあげたりして、その人とつながり、会話が生まれます。
なるほどなるほど・・・目からうろこでした。
土井さんは「珈琲とエンピツ」の上映会に顔を出しに来てくれたり、
DVDやTシャツの販売を手伝ってくれました。
この映画は多文化共生にも通じる。
自分たちが関わっている日本語教育国際研究大会で映画を上映したい。
と「珈琲とエンピツ」を招待してくれました。
他の映画には字幕がついていません。
私は映画を観るのは無理かなあ・・・とあきらめていたら
他の映画に自分たちで字幕をつけているけれど、初めてだから
ろう者にとってどんな字幕がいいのか分からない。
教えてほしいとメールが来てびっくり。
「字幕をつける作業は大変でしょう・・・」と言ったら
「うん。でも楽しいよ!」と。
昨夜、ろう者の交流会があり、土井さんを誘ったら、
「行く!」と即答で奥様と友人と一緒に来てくれました。
土井さんの奥様や友人は、手話は知らないので
筆談、身振り、声で会話をしました。
土井さんは交流会に参加しているろう者に筆談で
字幕についての意見を聞いていました。
① 「あー」「えーっと」という台詞にも字幕をつけた方がいいのか
② 外国人が日本語を間違えて話している台詞があるが、そのまま載せた方がいいのか
③ 方言はそのまま方言で伝えた方がいいのか標準語に変えた方がいいのか
私も字幕をつける作業で悩むことがあるので、ろう者たちの意見はとても貴重でした。
ぜひ、みなさんも多文化映画祭に家族や友人、職場の方と一緒に来てください。
「珈琲とエンピツ」を見た方も他の映画をぜひ!
他の映画の監督のトークにも手話通訳がつきます。
交流会に参加していたろう者も土井さんの気持ちが嬉しく、
3、4人の方が参加する!と言っていて私も嬉しくなりました。
多文化映画祭
8月18日は日本語教育国際研究大会 名古屋 2012の
プログラムの一環である多文化映画祭で
「珈琲とエンピツ」が上映されます。
「ブラジルから来たおじいちゃん」
「すぐそばにいたTOMODACHI」の上映もあります。
なぜ、日本語教育国際研究大会に招待していただいたというと・・・
その出会いは「珈琲とエンピツ」がきっかけです。
ツイッターで「珈琲とエンピツ」上映のことを宣伝していたら
見に行きます!と土井さんから返事が。
でも、全く会ったことも名前も知りません。
去年の上映会で初めて会いました。
土井さんはNPO法人多文化共生リソースセンター東海代表理事で
日本にいる外国の人たちに日本語を教えたり、生活の支援活動をしている方です。
多文化共生という言葉は聞いたことがありますが、あまり詳しくは知らないので、
話を聞くと、在日外国人もろう者と似たような問題を抱えているということに気づきました。
言葉が異なるため、コミュニケーションが難しく、周りとの人間関係を築くことが難しい。
日本語を教えながら、日常生活で必要なこと、ゴミの分別などを教えているとのこと。
外国ではゴミの分別がないところもあり、教えてもらわないと分からない。
でも、周りからはなぜ、ゴミをまとめて捨てるのか、常識のない人だなと誤解されてしまう。
でも、本当は知らないだけ。
そのことはろう者にもあてはまります。
聞こえないために知らないことがあり、すれ違ってしまうことが。
こういう背景を知っていれば、常識のない人だなと誤解することがなくなり、
教えてあげたりして、その人とつながり、会話が生まれます。
なるほどなるほど・・・目からうろこでした。
土井さんは「珈琲とエンピツ」の上映会に顔を出しに来てくれたり、
DVDやTシャツの販売を手伝ってくれました。
この映画は多文化共生にも通じる。
自分たちが関わっている日本語教育国際研究大会で映画を上映したい。
と「珈琲とエンピツ」を招待してくれました。
他の映画には字幕がついていません。
私は映画を観るのは無理かなあ・・・とあきらめていたら
他の映画に自分たちで字幕をつけているけれど、初めてだから
ろう者にとってどんな字幕がいいのか分からない。
教えてほしいとメールが来てびっくり。
「字幕をつける作業は大変でしょう・・・」と言ったら
「うん。でも楽しいよ!」と。
昨夜、ろう者の交流会があり、土井さんを誘ったら、
「行く!」と即答で奥様と友人と一緒に来てくれました。
土井さんの奥様や友人は、手話は知らないので
筆談、身振り、声で会話をしました。
土井さんは交流会に参加しているろう者に筆談で
字幕についての意見を聞いていました。
① 「あー」「えーっと」という台詞にも字幕をつけた方がいいのか
② 外国人が日本語を間違えて話している台詞があるが、そのまま載せた方がいいのか
③ 方言はそのまま方言で伝えた方がいいのか標準語に変えた方がいいのか
私も字幕をつける作業で悩むことがあるので、ろう者たちの意見はとても貴重でした。
ぜひ、みなさんも多文化映画祭に家族や友人、職場の方と一緒に来てください。
「珈琲とエンピツ」を見た方も他の映画をぜひ!
他の映画の監督のトークにも手話通訳がつきます。
交流会に参加していたろう者も土井さんの気持ちが嬉しく、
3、4人の方が参加する!と言っていて私も嬉しくなりました。
多文化映画祭
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